Rich Brain, Poor Brain

「人生を豊かにするブログ」 脳が変われば世界が変わる ー成功するための考え方ー

【決断の時】

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人生で大きな決断を迫られることはあると思いますが、

僕の場合、それは17歳の高校生のときでした。

 

当時、高校2年生の僕は、バスケでプロとして活躍する道を絶ち、

弁護士になるため東大を目指しました。

 

天才と言われるほどの才能もなく、

他人と比べてもなんら変わらない人間でしたが、

何かを成し遂げたいという気持ちだけは人一倍強かったのを覚えています。

 

そんな僕が東大へ行くと周りに言い、勉強をしていたのです。

 

今から見たら無謀とも言えるほどの挑戦。

 

でも勉強していた時はそれが普通だと思っていましたし、

東大に行くのが当たり前だと思っていました。

 

【しかしそれで失敗した】

 

しかし...

 

結果は、無残にも大学には受かりませんでした。

 

自分の可能性を否定されているようで

何とも言えない思いが残ったのだけはっきりと覚えています。

 

自分の可能性を捨てきれず、浪人することを決意しました。

 

【またもや失敗した】 

 

浪人という道を選んだにもかかわらず、実際には勉強もせず、

バイトをしたり、バイトで疲れて寝ていたり、漫画を読んでいたりと、

大学に行くための勉強はほとんどせず、目標とは真逆の道を歩んでいました。

 

結果、またもや、大学受験失敗。

 

定時制の大学へと進むことになりました。

 

大学から不合格通知が届いたときに、

やっと自分が何をしてきたのかがわかりました。

 

はっきりと現実を突きつけられた時、

自分はなんてダメな人間なのかと空に向かって泣いていました。

 

駅から家までの帰り道、ずーっと空を見上げながら泣き歩き、

重い足取りでなかなか家へと帰れなかったのを今でも鮮明に覚えています。

 

親への顔向けができない。

 

大学に落ちたと言ったとき、果たして親はなんと答えるのか。

 

そう考えたら、なかなか足が前へと進みませんでした。

 

もっと勉強をしていれば…

漫画なんか読んでいなければ…

ちゃんと塾に行っていれば…

 

でも、実際に自分は勉強をしてこなかったのです。

 

「後悔は先にたたず」

 

この言葉が一番身にしみて、

ズシンと体の上から石が落ちてきたかのように、

体にまとわりついて離れませんでした。

 

優先順位を考えず、自分の好きなことをしてしまう。

 

本来成し遂げなければならない問題から逃げ、

楽な方へと進んでしまう。

 

困難な状況に陥ると常に逃げ道を探し、

楽な方へ楽な方へと向かって行ってしまう。

 

自分は本当にダメな人間なのだと思いました。

 

数日間、焦燥感でいっぱいだったことを覚えています。

 

今まで自分は絶対に成功するという強い思いがあったのにもかかわらず、

行動は正反対のことをしていたのです。

 

【こういった人は溢れていると思いませんか?】

 

でも、世の中にはそういう人が溢れていることに気がつきました。

 

これは、みんなが直面する問題なのではないでしょうか?

 

勉強をしなければいけないのに、勉強もせず遊んでばかり。

 

仕事が残っているのに、飲みに行ってしまったり。

 

本来やるべきことを後回しにして、

自分の欲望の赴くままに行動してしまっていることが多々あると思います。

 

多くの人が、大きな目標を掲げているにもかかわらず、

それに向かって全力を捧げられていないことに気づきました。

 

あるプロゴルファーになろうとしていた人の話です。

 

彼は大学を卒業し、社会人1年目として会社で働き始めました。

 

彼には夢があったのです。プロゴルファーになるという夢が。

 

ところが、実際にやっていることといえば、

朝から晩まで会社で働き、

ゴルフの練習もままなりませんでした。

 

平日は夜遅くまで仕事をしているので、

仮にゴルフの練習ができたとしても1時間弱ぐらい。

 

休日も仕事があり、なかなかラウンドを回れないでいました。

 

プロゴルファーを目指しているにも関わらず、

その目標とは全然違う方向に進んでいたのです。

 

世の中にはプロゴルファーになろうとしている人がたくさんいるにも関わらず、

練習をしないでもプロゴルファーになれると思っていたのです。

 

結局、彼は成功しませんでした。

 

「いつか必ず成功への道へ立ち戻る」

 

そう言っていたにも関わらず、

だんだん年を取り、

体も思うように動かなくなってきて、

最終的にはプロゴルファーへの道を諦めなければならなかったのです。

 

過去にタラレバはありませんが、

もし彼がプロゴルファーになりたいと決断した時に、

今持てるすべての資源をそのことに捧げていたら成功していたかもしれません。

 

仮にプロゴルファーになれなかったとしても、

何らかの結果は得られたでしょう。

 

かつての私がそうであったように、

このプロゴルファーを目指した彼と似たような人は

世の中にたくさんいると思います。

 

将来、こうしたい、ああなったらいいなと思っているにも関わらず、

その目標とは違う道を進んでいる人が大勢いることに気がついたのです。

 

でも私は多くの失敗をして、

誰でも陥りがちなシンプルで影響力の大きな決定的な事実を知り、

それを抜けだすことができるようになりました。

 

「なんでそんなにやりたいことが明確なの?」

 

とか言われますが、その思考を転換できたから今の自分がいます。

 

これができなかったら本当にやばかったのではないかと今でも思います。

 

いつまでも同じ生活を続けているところだったのではないかと思うと、すごく怖いです。

 

今回、私が気づいたシンプルかつ影響力が大きい決定的な事実。

 

それは...

 

「本当の自分はそれを求めていなかったこと」

 

すべてはこれが問題でした。

 

親や社会、メディアによって、自分の感情とは相反する欲求が作られます。

 

自分が本当はそれを求めていないのに。

 

この他者によって作られた欲求と、

自分が心の底から求めている欲求を取捨選択することが

必要なのだということに気がつきました。

 

私がこの事実に気づいたのは、

世界一周旅行中に親から言われた一言でした。

 

「日本に帰る道を探すより、前に進む道を探しなさい」

 

そこから私は、

物事から逃げることをやめ、

自分の本心と向き合い、

親やメディアから求められていることと自分の本当の欲求を、

頭がはち切れるまで考えていきました。

 

ヨーロッパ全域、南米、アジアと、全50カ国を旅する中、

ずっとそのことを考え、逃げずに無事帰ることを考えました。

 

他者と自分の欲求を取捨選別し続けたのです。

 

最終的に日本に到着し、飛行機から降りて、

早朝の澄んだ景色を眺めながら歩いていたときに、

いきなり脳内に言葉が浮かびました。

 

私が本当に求めていることは

 

「自分に正直に生きる」

 

ということだったということ。

 

これが自分の人生の生きる指針であり、自分自身の人生における真理でした。 

 

【今やっていること】

 

それからの生活は、これを実現するために動いています。

 

私の夢は、「すべての人が成功したと思える人生を送ってくれること」

 

成功とは、一義に定義することができません。

 

その人にとっての成功は、他人にとっての成功ではないかもしれません。

 

ですが、その人にとっては紛れもなく成功なのです。

 

たとえそれがとても小さなことだとしても、

決して他人から非難されるものではないのです。

 

足に障害を持った人が、立てるようになる。

 

目の不自由な人が、少しでも光が感じられるようになる。

 

それと同じように、私たちは自分が持っていないものを求めるようにできています。

 

自分に正直に生きていれば、必ずそれは手に入れられる。

 

子供の服を買うことが成功でもいいではないですか。

家族と幸せに暮らすことが成功でもいいではないですか。

 

それが大きな夢でなくても、その夢は誰からも否定されるものではありません。

 

自分に正直に、正々堂々生きていたら、肩の重荷がふっとおりて、体が楽になります。

 

でも、私にとっての成功とはなんなのだろう?

果たして自分には夢があるのだろうか?

 

そう思う人もいるかもしれません。

 

でも、よく考えてみてください。

 

赤ちゃんが歩けるようになりたいと思うように、人間には必ず欲求があります

 

大きな家に住みたい。

お金持ちになりたい。

海外を飛び回りたい。

 

こんな大きな夢でなくても、

服が欲しい。

美味しい料理が食べたい。

もっと友達と遊びたい。

 

自分に正直に生きていたら、

自分のやるべきことが見えてくるのではないかと思います。

 

私は今、それを一緒に考えるお手伝いをしています。

 

あなたの人生を一緒に考えて、自分の成功とは何か、

どうすればそれを実現できるのか、共に考え、支えていける人でありたい。

 

未来を考えるのが怖いという人がいるかもしれません。

 

そのために、今の仕事に精を出し、忙しくして、

他のことを考えないようにしているのかもしれません。

 

それはすごく立派なことだと思います。

 

でも、一歩引いて未来の自分を見つめて、

より良い人生を送れたら、もっと素敵じゃないですか?

 

過去の私と同じように、こんな問題を抱えている人は多くいると思います。

 

あなたもその一人じゃないですか?

 

でもこれは解決出来る問題です。

 

あなたも、自分自身の真理を見つけて、

明るい毎日を過ごすことができるようになれるのです。

 

もしそうなりたいのであれば、私に一度相談してみてください。

 

個別メッセージでも大丈夫です。   facebook: yasunobu obara